
【理科実験レポート】感動!炭酸水素ナトリウムで作る「魔法のカルメ焼き」
2025年11月1日、中学2年生を対象とした理科実験イベントを実施しました。 今回のテーマは、中2理科の最重要ポイントの一つ「炭酸水素ナトリウムの熱分解」です。教科書の化学式を暗記するだけでなく、実際にその反応を目で見て、手で触れて、そして味わうことで、生きた知識へと変えていきます。


■ 理論を体験に:なぜ砂糖が膨らむの?
まずは、実験の鍵となる科学的原理を学びました。
2NaHCO3 → Na2CO3 + H2O + CO2
炭酸水素ナトリウム(重曹)に熱を加えると、「炭酸ナトリウム」「水」「二酸化炭素」に分かれます。このとき発生する「二酸化炭素」の力を利用して、ドロドロに溶けた砂糖をふっくらと膨らませ、サクサクの「カルメ焼き」を作ります。
■ 緊張の瞬間!「ふくらめ!」と祈る生徒たち
実験は、温度管理が命です。
おたまの中で砂糖を熱し、絶妙なタイミングで炭酸水素ナトリウムを投入して素早くかき混ぜます。
「今だ!混ぜて!」
「わあ!どんどん膨らんできた!」
最初は液体だった砂糖が、化学反応によって一気にモコモコと膨れ上がる様子を見て、生徒たちからは大きな歓声が上がりました。教科書で読んだ「気体の発生」が、目の前でダイナミックな変化として現れる瞬間に、みんな目が釘付けでした。
■ 最後はみんなでおいしく「実食」
出来上がったカルメ焼きは、みんなで美味しくいただきました。
自分たちの手で、科学の力を使って作り上げたお菓子の味は格別だったようです。
「二酸化炭素が出るから膨らむんだよね!」と、食べながら自然と復習の声が上がるのも、実験授業ならではの光景です。
■ 青学館が理科実験を行う理由
理科の入試問題では、実験の手順や結果の理由を問う記述問題が増えています。
実際に自分の手で実験し、失敗や成功を経験した記憶は、机に向かって暗記しただけの知識よりも遥かに強く定着します。
「勉強は楽しい!」というワクワクした気持ちが、定期テストや受験に立ち向かう大きな原動力になると、私たちは信じています。

